Art Nouveau Avenue Anatole France - Maison DéonArt Nouveau Avenue Anatole France - Maison Déon
©Art Nouveau Avenue Anatole France - Maison Déon|Regine Datin

アールヌーヴォー建築

1890年から1914年にかけて、現代的な趣味を持つナンシーの名士たちはナンシー派様式の「流行」の邸宅を建て、驚くような個人の邸宅が次々と建設されました。邸宅の中には、人に見えるように鉄道沿いに建てられたものもあります。

ナンシー&アールヌーヴォー地区

まず最初に紹介するのは、最も規模の大きい邸宅の1つ、芸術家であり実業家のルイ・マジョレルの邸宅です。これはサクレ・クール大聖堂の傍に家族のために建てたもので、外壁を完全に修復(現在は内部を修復中)したこの建物は、ナンシー派美術館の一部となっています。

ソーリュ公園界隈全体が邸宅を立てるために分譲され、アールヌーヴォー様式の通りがいくつも造られ、建物のファサードには花や葉の装飾が描かれています。企業や商店も同様で、駅からスタニスラス広場までの地区は20世紀初頭は大規模な工事現場となり、銀行、商工会議所、百貨店、小売店、薬局などがアールヌーヴォー建築を注文しました。

マジョレル邸 – Villa Majorelle

ナンシーにおけるアール・ヌーヴォーの至宝。マジョレル邸には驚きが詰まっています。1901年から1902年にかけて、裕福な芸術家であったルイ・マジョレル(1859年~1929年)が、パリ出身の若手建築家アンリ・ソヴァージュ(1873年~1932年)に依頼し、ナンシーに現代的なJika邸(彼の妻ジャンヌ・クレッツのイニシャル)を建築させました。この建築家は、伝統的である水平方向に左右対称な設計を打ち破り、内部の間取りを反映した論理的な開口部を採用しています。

ルイ・マジョレルとその家族によって建設された3階建ての美しい邸宅は、外側に花のモチーフで装飾された数多くの半円の窓が特徴です。

ルイ・マジョレル自身が、金具細工、および家具、羽目板、さらには階段まで手掛けています。彼は切妻屋根の下、邸宅の3階に木の枝を彷彿とさせるアーチ形の豪華な出窓を備えた部屋を自身のアトリエに選んでいます。

見学には、ナンシー派美術館のウェブサイトからの予約が必要です。

他の建物&見学コース

ソーリュ公園

1900年のソーリュ公園宅地計画は大きな成功は収めるには至らず、6軒の家が建設されるに留まりました。けれどもこの地区は戦後にアールデコの家が立ち並ぶようになり、現在はアールヌーヴォー様式とアールデコ様式を実際に見て比べるための理想の場所となっています。

中心街

ビジネス街が鉄道の線路とスタニスラス広場の間に広がっています。見どころとなっている大きな建物はもちろん、建物のファサードに残る

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